1月に剪定するメリット
なぜ1月に切るのが良いのでしょうか?主な理由は3つあります。
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樹木への負担が少ない: 多くの落葉樹が休眠期に入っているため、枝を切っても樹液が漏れにくく、ダメージを最小限に抑えられます。
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樹形が見やすい: 葉が落ちているため、枝の重なりや全体のバランスが確認しやすく、初心者でも切りやすい時期です。
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害虫の予防: 冬のうちに風通しを良くしておくことで、春以降の病害虫の発生を抑えることができます。
1月に剪定すべき主な庭木
1. 落葉樹全般(カエデ、ハナミズキ、アオダモなど)
夏に茂った葉が落ち、休眠期に入っている落葉樹はこの時期がベストです。
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ポイント: 不要な枝(内側に向かって生えている枝や、交差している枝)を根元から切り、全体のシルエットを整えます。
2. 夏に咲く花木(サルスベリ、ムクゲなど)
夏から秋にかけて花を咲かせる樹木も、1月に深く切り戻すことができます。
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ポイント: 新しく伸びた枝に花芽がつくため、思い切って短く仕立て直しても、夏にはまた綺麗な花を楽しめます。
3. バラ(冬剪定)
美しいバラを咲かせるための最重要作業が、1月〜2月の「冬剪定」です。
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ポイント: 枯れた枝や細すぎる枝を取り除き、全体の高さを半分〜3分の1程度まで切り詰めます。これにより、春に勢いのある新芽が出てきます。
4. 果樹(ウメ、カキ、イチジクなど)
果樹の剪定もこの時期に行います。
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ポイント: 日当たりを良くするように枝を整理することで、実の付きが良くなり、収穫しやすくなります。
1月の剪定で注意すべきこと
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常緑樹(シラカシ、キンモクセイなど)は避ける: 寒さに弱い常緑樹をこの時期に強く切ると、切り口から傷んで枯れてしまう原因になります。これらは暖かくなってから行いましょう。
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春に咲く花木(ツツジ、サクラなど): すでに花芽ができているため、今切ってしまうと春に花が咲きません。形を整える程度の軽い剪定に留めましょう。
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防寒対策: 作業中は冷えるため、しっかりとした防寒と、指先が動かしやすい防寒手袋を準備しましょう。
まとめ
「1月の剪定は、春の庭を美しくするための『仕込み』の時間です。休眠中の今だからこそできるメンテナンスで、植物の生命力を引き出してあげましょう。 まずは庭にある落葉樹の枝をじっくり眺めることから始めてみてはいかがでしょうか?」













